住宅は、建売住宅と注文住宅の大きく2種類に分けられます。
ただ、実際のところそれぞれがどのような住宅なのか、よくわからない方もいるでしょう。
今回は、建売住宅と注文住宅の違いと、向いているケースについて解説します。
マイホームの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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建売住宅と注文住宅の違いは設計にある
建売住宅と注文住宅では、設計の特徴が異なります。
建売住宅は土地と建物がセットで販売され、住宅完成後もしくは建築中に売り出されます。
どちらの場合も、設計は事前に決まっていることがほとんどです。
建売住宅は一般的に、大きな土地を区画に分割し、同じ工法や仕様で複数の棟を建築する傾向があります。
一方、注文住宅は一から家づくりをおこなうため、予算や法令の範囲内で間取りやデザインなどを自由に設計できます。
セミオーダータイプの住宅も一部存在し、設計方法の幅が広いのが特徴です。
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建売住宅と注文住宅の違いは入居までの期間にある
建売住宅と注文住宅は、入居までの段取りや期間にも違いがあります。
建売住宅は土地と住宅を一括して販売し、購入者は購入申し込み後に住宅ローンの事前調査を受けて売買契約を結びます。
契約後、住宅ローンを正式に申し込んでから引き渡しと入居という手続きが続きます。
住宅探しから入居までの期間は短く、おおよそ4～6か月で完了します。
一方、注文住宅は土地探しから始め、希望の土地が見つかったら申し込みと住宅ローンの事前審査がおこなわれます。
その後、住宅のプランを作成して工事や土地の契約をおこない、建築確認申請と住宅ローンの正式な申し込みがおこなわれてから着工します。
住宅が完成したら引き渡しと入居となり、一連の流れが終了します。
注文住宅の方が必要な段取りが多いため、入居までの期間はおおよそ1年～1年半が目安となります。
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建売住宅と注文住宅それぞれに向いている方の特徴
建売住宅は、すぐに入居したい方や土地を持っていない方に向いています。
土地と住宅を一緒に購入できるため、入居までの期間が短く、土地探しと建築業者探しを別々でおこなう手間もかかりません。
一方、注文住宅にはデザインや間取り、設備にこだわりがあり、入居までの時間をかけても問題ない方に向いています。
注文住宅は入居までに時間と手間はかかりますが、自分好みの住まいづくりが実現できるのが魅力です。
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まとめ
事前に設計がほとんど決められており、入居までの期間が短い建売住宅に対し、注文住宅は設計の自由度が高い分、入居まで時間と手間がかかるのが特徴です。
それらの違いを踏まえたうえで、どちらが向いているのか検討すると良いでしょう。
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