建売住宅を購入する方のなかには、後から好みに応じて設備を追加する方もいらっしゃいます。
近年では太陽光発電に注目が集まっていることから、太陽光パネルを後付けする方も少なくありません。
そこで今回は、建売住宅に太陽光パネルは後付けできるのか、太陽光パネルを取り付けるメリット・デメリットと必要な費用も解説します。
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建売住宅で太陽光パネルは後付けできる？
太陽光パネルが取り付けられていない建売住宅を購入した場合でも、太陽光パネルは後付けできるのが一般的です。
ただし、新築時に初めから太陽光パネルを設置するケースと建売住宅に太陽光パネルを後付けするケースでは、さまざまな点で違いがあることには注意しましょう。
新築の場合、工事を担当するのは太陽光発電の専門業者やハウスメーカーですが、後付けの場合だと太陽光発電の専門業者のみです。
また、新築では太陽光パネルを住宅ローンに組み込める一方で、後付けはソーラーローンのみに限定されます。
さらに、新築住宅は屋根の設計に自由度があり設置場所も先に決められるものの、後付けの建売住宅だと屋根の設計や設置場所は自由に決められません。
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建売住宅に太陽光パネルを後付けするメリット・デメリットとは
建売住宅に太陽光パネルを後付けする場合、固定資産税がかからないケースが多いことがメリットです。
また、建築に合わせて製品を選ぶ必要がないことから、時間をかけてゆっくり好みの製品を探せる点もメリットとなります。
一方でデメリットとなるのは、場合によっては屋根の補強に工事や費用が必要となる点です。
さらに、新築で設置するケースと比較して初期費用が高額になる点も、デメリットといえるでしょう。
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建売住宅に太陽光パネルを後付けする場合の費用とは
太陽光パネルを含めた太陽光発電システムを建売住宅に導入する場合、100万～200万円程度の費用がかかります。
一般的な住宅で選ばれやすい電力4.45kWシステムの太陽光パネルは1枚あたり16万8,000円程度となることから、18枚の太陽光パネルを設置すると総額で302万4,000円です。
太陽光発電システムの利用には、太陽光パネル以外にさまざまな周辺機器も必要になります。
パワーコンディショナーには29万円程度、発電モニターに10万5,000円程度、リモコンやケーブル代金として12万1,000円程度が費用の目安です。
このほかにも、設置架台と課題の工事費用として20万円、太陽光パネルの設置工事に10万円、電気配線の工事に15万円ほどがかかります。
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まとめ
建売住宅に太陽光パネルは後付けできますが、新築住宅に設置する場合とはさまざまな違いがあります。
建売住宅に後付けすると固定資産税がかからないなどのメリットがある一方、屋根の補強が必要になる点はデメリットです。
太陽光パネルと周辺機器の設置費用もチェックして、建売住宅への後付けを考えてみてください。
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