一戸建ての家を買うと、家だけでなく庭も綺麗にしたいですよね。
庭の印象によって、家の外観や雰囲気もガラッと変わります。
今回は、そんな庭造りの基礎となる地面素材のうち、芝、砂利、コンクリートのメリット・デメリットをご紹介します。
庭の地面素材としての芝で知っておきたいこと
地面素材の芝には天然芝と人工芝がありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。
天然芝は何と言ってもその緑の美しさ、季節で変化する庭の色と景色のコントラストが雰囲気を良くしてくれるのがメリットです。
導入時はさほど高額にはならず、傷んだらその部分だけを入れ替えることもできますが、デメリットもあります。
天然植物であるため、育てるための肥料や除草剤の費用と、雑草を定期的に除草するメンテナンスが必要です。
そんな時間がない場合には、人工芝であればメンテナンスは不要で、導入すれば10年前後は綺麗な状態を保ちます。
しかし導入時の費用が高額で、10年前後で張り替えが生じれば、同様の費用がかかります。
また、頻繁に足を踏み入れるなど使用方法によってはパイルが傷み、色が変色することもあるため注意が必要です。
庭の地面素材としての砂利で知っておきたいこと
砂利は、庭の地面素材としてはもっともリーゾナブルで人気があります。
そのメリットである特徴は、敷くだけで水はけが良くなり、水溜まりもできず、雨のときに歩いても泥はねで困ることがありません。
また、歩くだけで音がするため防犯対策にも有効で、マイホームを守る意味でも重宝されます。
化粧砂利やデザイン性の高い砂利も人気の素材で、敷くことによって庭に個性と統一感が生まれます。
ただし、砂利はどうしても固定されないためバラバラに散らばりやすいのがデメリットです。
砂利を敷くことで雑草の抑制効果はありますが、バラバラになれば隙間から生えてきます。
また、砂利ゆえに、ほうき掃除や雪かきがしづらいことも難点と言えるでしょう。
地面素材としてのコンクリートで知っておきたいこと
メンテナンスに時間をかけたくない、虫も苦手、という方におすすめの素材はコンクリートです。
近年のコンクリートは性能も向上し、メリットはその耐久性で、半永久的と言われています。
いったんコンクリートで地面を覆えば、除草の手間は不要で、平面で掃除もしやすく、勾配をつければ水溜まりもできません。
ただ、一面をコンクリートにして後悔することは、日差しの照り返しがきつく、猛暑の夏はとくに涼し気も感じられないことです。
そして導入時にかかる時間と高額な費用もデメリットと言えるでしょう。
コンクリートが固まるまで1週間はかかり、そのあいだの天候の影響で、コンクリートに跡がつくおそれもあります。
さまざまな工程作業で高額となるうえ、将来リフォームで撤去する場合はその撤去費用もかかります。
コンクリートを導入する際は将来のことも考慮しましょう。
まとめ
メリットばかりの地面素材はありません。
好みや予算を考慮して家に合った素材を選んだら、そのデメリットを把握して備えたり、対策したりできます。
家の顔ともなる庭のため、よく家族と検討して、後悔のない庭造りを目指しましょう。
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