不動産売却を検討している方のなかには、事故や事件などが起きた物件の売却を検討している方もいるのではないでしょうか。
別名いわくつき土地とも呼ばれている物件は、売却が難しいと思われる方もいます。
そんな方に向けて今回は、いわくつきの土地を売却する方法と注意点を解説します。
いわくつきの土地を売却する際に影響が出やすい売却価格
いわくつきの土地の売却は、事故や事件、周辺環境により、買主が嫌な思いをしてしまう可能性が高く、一般的な売却価格の相場より2〜5割ほど下がると言われています。
しかし、すべての不動産が価格が下がるわけではなく、一般的な売却価格で取り引きされるケースもあります。
また、事故や事件ではなく、住んでいた方が持病などで自宅にて倒れ、搬送先の病院で亡くなった場合には、いわくつきの土地にはなりません。
どういうケースが事故や事件などのいわくつきに含まれるかの定義は明確には決まっていません。
そのため国土交通省が公表しているガイドラインを参考にすることをおすすめします。
いわくつきの土地の売却方法
いわくつきの土地の売却方法は、通常の不動産売却と同じようにおこなわれます。
しかし、いわくつきの土地のため、告知義務が発生します。
告知義務とは、「自殺・他殺・火災」による死亡があった場合に売主から買主になにがあったのか説明する義務のことです。
また、噂による影響で売却が難しい場合には、一度駐車場などで貸し出し、噂が収まってから売却する方法もあります。
さらに買主が付かない場合には、仲介・買い取りをおこなっている不動産会社へ直接買い取ってもらう方法を検討しましょう。
いわくつきの土地を売却するときの注意点
いわくつきの土地を売却するときの注意点として、先述にある告知義務を果たすことです。
事故や事件などのほかにも設備の故障や境界線が定まっていないなどの購入後にトラブルになることは売主から買主へ伝える必要があります。
また、売却価格の設定も注意する点のひとつです。
通常の不動産売却と同様に類似物件やエリアなどの相場を確認することに合わせて、土地の相場も確認する必要があります。
高すぎる売却価格を設定してしまうと買主が付かないこともあるため、注意しましょう。
まとめ
いわくつきの土地を売却するためには、売却価格設定を高すぎる設定にしないことや告知義務を果たすことが注意点として挙げられます。
また、一般的な相場よりも2〜5割ほど下がると言われているため参考にすると良いでしょう。
記事の内容を把握したうえで売却方法を検討しましょう。
私たち株式会社TOY HOUSEは、志木市の物件を中心に取り扱っております。
お客様のお部屋探しを全力でサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
