サイディングは耐久性に優れた建築部材で、最大で約40年もつため、一戸建ての外壁によく利用されています。
しかし、雨風や紫外線などが原因で起こる劣化を防ぎ建物を長持ちさせるには、メンテナンスが不可欠です。
今回は、サイディングのリフォームが必要な時期や理由について解説します。
一戸建ての外壁に使われるサイディングとはどのようなもの?
サイディングとは、住宅に用いられる外壁材の1つです。
パネル形状となっており、従来の主流であったモルタル仕上げ(塗り壁)と比較すると施工期間が短く、かつ耐久性に優れている点がメリットです。
一口にサイディングといっても、原料によって「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「木質系サイディング」「樹脂系サイディング」の4種類に分類されます。
このうちセメントと木質繊維を主材料とした窯業系サイディングは一戸建ての約8割に使用されており、一般にサイディングといえば「窯業系サイディング」を指します。
サイディングのメンテナンス時期の目安とは?
サイディングの耐用年数は約40年といわれているものの、紫外線や雨水などによって40年経たずして表面の塗料や目地部分が劣化してくることがあります。
そのため、サイディングを長持ちさせるにはメンテナンスが欠かせません。
リフォーム時期の目安はサイディングの種類によって異なりますが、窯業系サイディングであれば7~10年、金属系サイディングであれば10~15年です。
とくに目地の劣化は雨漏りの原因となりかねないため、ひび割れや痩せ(隙間ができている状態)がないかどうか定期的に確認すると良いでしょう。
メンテナンス時にサイディングの塗装が必要な理由とは?
サイディングのメンテナンスにあたっては塗装も欠かせません。
経年劣化によって塗膜がはがれて防水性が失われたり、外壁がひび割れたりといった現象が起きたりすると、雨水が住宅内部に浸入して断熱材や構造材などが腐ってしまいます。
それを防ぐためにも、住宅の外壁にサイディングを使用している場合は10~15年ごとに塗装をおこなう必要があるのです。
最悪の場合サイディングを張り替えなければならなくなるので、日頃からサイディングの状態をチェックし、定期的な塗装を心掛けましょう。
まとめ
安価で耐久性に優れているため、サイディングは一戸建ての外壁によく利用されます。
しかし常に外気にさらされていることから、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが不可欠です。
10~15年ごとに塗装をおこなえばサイディングの劣化を防ぐことができ、大切なマイホームでいつまでも快適に暮らせるでしょう。
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