建物構造には、「鉄筋コンクリート造」「木造」「鉄骨造」などの種類があります。
建物構造にどれを選ぶかによって、耐震性や防音性など、建物の性能にも違いが出てきます。
それぞれどういった違いが生じてくるのか比較をしていくので、新築戸建ての購入を検討している方もぜひ目を通してみてください。
建物構造によって耐震性も変わる?鉄筋コンクリートと比較!
鉄筋を芯にしてコンクリートを流し固める工法をとった鉄筋コンクリート造は、引張力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートが使われていることから、耐震性の強い構造です。
壁や柱部分に鉄骨を用いた工法を取る鉄骨造は、鉄筋コンクリート造同様に粘り強さがあり耐震性が強い構造ですが、鉄骨自体は火に弱い特性を持っているため、鉄筋コンクリートと比較すると地震で火災が起きた時に危険性が高まります。
「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」と比較すると、耐震性が劣っているように感じるかもしれませんが、軽くしなやかなため同じ大きさの建物で考えれば決して耐震性が低いわけではありません。
しっかり防音してくれる建物構造は鉄筋コンクリート?
次は、防音性にも注目してみましょう。
最も防音性の高い建物構造は、鉄筋コンクリート造と鉄骨造、木造の中でなら、鉄筋コンクリート造です。
鉄骨造や木造と比較すると、鉄筋コンクリートは密度が高いため防音性や遮音性に優れ、音が伝わりにくくなっています。
逆に、防音性が一番低いのが木造です。
防音性においては木造のメリットでもある通気性の良さが仇となり、音が伝わりやすくなってしまいます。
資産価値を認める耐用年数が長い建物構造も鉄筋コンクリート!
減価償却の計算に使用される耐用年数は、その年数が過ぎると、税務上で資産価値がゼロになってしまいます。
耐用年数が長いほど金融機関から受けられる融資の期間も長くなります。
鉄筋コンクリート造の耐用年数は47年となっており、重量鉄骨造なら34年、木造で22年です。
耐用年数は資産価値にも大きく関わってくる重要な要素です。
資産価値のことも考慮した物件購入をするなら、ぜひ建物構造についてもチェックしてみてください。
まとめ
建物構造には、「木造」「鉄骨」「鉄筋コンクリート」などの種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
木造と鉄骨と比較すると、鉄筋コンクリートのほうが防音性にも優れ、融資を受ける時にも耐用年数が関わってきます。
新築戸建て住宅の購入をお考えの方は、ぜひ建物構造についても知識を深めてみてください。
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