不動産を売却する前に、物件の価値を把握しておきたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一戸建て住宅やマンションなどの住宅診断とはどのようなことか、メリットと注意したいことについてご説明します。
埼玉県や東京都で住宅を売りたい方のお役に立つ情報ですので、ぜひ参考にしてください。
不動産を売却する前におこなう住宅診断とは?
不動産の売却前に、劣化具合や現況の把握を目視中心で実施する検査です。
住宅診断はホームインスペクションと呼ぶこともあり、専門の講習を修了したプロの建築士が担当します。
費用は売主の負担ですが、基本料金は5万円程度です。
ただし、雨漏りや構造の確認などが中心になり、床下に実際に入ったりカメラを使って屋根を検査したりはしません。
詳しい検査はオプションとなり、追加費用が10万円程度かかります。
住宅診断は売主の判断ですので、義務ではありません。
しかし、診断結果を伝えることは法律に規定してあるので、覚えておきましょう。
査定前に実施すると、建物の評価を高めるのに有効です。
不動産の売却前に住宅診断を実施するメリットは?
売却後のトラブルを未然に防げることです。
契約後に雨漏りなどが見つかった場合、売主の責任を問われる事態が発生することもあります。
しかし、事前に住宅診断を受けた結果があれば、住宅の現況に対する評価がわかり、トラブルの回避が可能です。
また、診断で見つかった箇所は、売る前に修繕できます。
購入希望者がすぐに見つかり、高額での契約も夢ではありません。
一方のデメリットは、診断費用を負担しなければならないことです。
その上、診断結果を公表するため、低い評価の場合は市場価格よりも安値での取引につながります。
対策のためのリフォーム工事など、さらに出費が増えることも想定しておきましょう。
不動産売却前の住宅診断で注意したいことは?
住宅診断を依頼するための必要資料の準備や作業に時間がかかることです。
診断には、間取り図などの建築確認申請書や地盤調査報告書、建物仕様書などを準備しなければなりません。
また、診断には10日から2週間必要です。
調査結果を活用したいときは、早期の依頼を心掛けましょう。
この他、個人が利用できる既存住宅売買瑕疵保険では、加入前に診断が必要です。
未加入の物件に対し、興味を持った買主側が診断を要求することもあります。
しかし、評価が低い場合は契約できませんし、結果の公表は義務ですので隠せません。
適正な評価を得るための調査が、裏目に出る可能性があることにも注意しましょう。
まとめ
住宅診断とはホームインスペクションとも言い、不動産の売却前に今や欠かせない調査となっております。
費用と時間はかかりますが、物件を市場価格よりも現況を反映し、高評価につながるメリットもあります。
一戸建て住宅やマンションなどの不動産を売却する前に、利用しましょう。
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