住宅ローンの選び方により、総返済額が大きく変わることをご存じでしょうか?
世のなかには、さまざまなタイプの金融商品があるので、ご家庭に最適なプランがどれであるか判断しづらいものです。
今回の記事では、3つの観点から住宅ローンの選び方を解説しているので、マイホームを購入する際の参考にしてみてください。
住宅ローンの選び方ポイント1 : 金融商品の種類により金利が異なる
住宅ローンには公的融資・民間融資・フラット35の3種類があり、金融商品ごとに特徴が異なります。
公的融資の特徴とは
こちらの融資方法は住宅支援機構がおこなう財形融資と、自治体が実施する自治体融資の2種類に分けられます。
民間融資よりも借り入れ利率が安い一方で、借り入れ可能額が低いため、希望額を借りられない可能性があります。
民間融資とは
こちらの融資方法は民間の銀行や保険会社がおこなっており、公的融資よりも商品のラインナップが豊富です。
また、借り入れの条件も比較的ゆるく、相談窓口も多いので、身近に感じられる借り入れ先と言えるでしょう。
フラット35とは
民間融資と公的融資が提携したものが、フラット35と呼ばれる固定金利型の融資です。
8,000万円以内ならば物件価格の90%まで借り入れが可能であり、借り入れ利率が上昇するリスクを回避できるという利点があります。
住宅ローンの選び方ポイント2 : 金利の種類によるメリットを理解する
借り入れ利率の違いから住宅ローンを分けると、全期間固定金利型・変動金利型・固定金利期間選択型の3タイプがあります。
全期間固定金利とは
借り入れ期間内は利率が一律な金融商品で総返済額が変わらないため、ライフプランに合わせて資金計画を立てやすい点がメリットです。
変動金利型とは
景気動向により借り入れ利率が変動する点が特徴的であり、経済状況によっては借り入れ時よりも総返済額を低く抑えられることがメリットです。
固定金利期間選択型とは
一定期間だけ借り入れ利率が変わらない金融商品であり、固定期間を終えたあとは、経済状況に応じて変動型または固定型からプランを選びます。
さらに、返済方法には毎月の支払い額が一定である「元利均等返済」と、年月とともに返済額が低減していく「元金均等返済」の2種類があります。
また元金均等返済は当初の返済額は多くはなりますが、二つの総返済額を比較すると元利均等返済より元金均等返済のほうが返済額が少なくなります。
住宅ローンの選び方ポイント3 : 夫婦共同名義の場合
夫婦共同の名義で住宅ローンを組むときには、互いに連帯保証人になり、同一金融機関で別口の契約をするペアローン型の他に、連帯債務型があります。
連帯債務型は夫と妻の収入を合わせた収入合算方式で、1つの契約を結びます。
夫婦共同名義型で融資を受ける場合には、選び方によって団体信用生命保険料などの諸費用も大きく変わるため注意しましょう。
まとめ
住宅ローンの選び方によっては、月々の返済額を減らせる可能性がありますが、一方で選択肢を誤ると総返済額が増えてしまいます。
それぞの商品の特徴や、今後の経済動向を見据えるのと、人生のライフプランまで考慮して金融商品を選びましょう。
そのためには、各金融機関の窓口で返済プランをシミュレーションしてもらい、ご家庭にあったプランを探すことが大切です。
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