不動産を売却したくても、設備の不具合や建物の劣化などの理由で買い手が見つかりにくいことがあります。
そんなときは、設備や建物の改修工事を検討することになるでしょう。
そこで不動産を売却するなら知っておきたい、リノベーションとはなにかについてご紹介します。
不動産のリノベーションとは?
リノベーションとは、既存の建物を改装し、住まいとしての機能や価値を高める工事を意味します。
リフォームが不具合の修繕や汚損した箇所の原状回復が中心であるのに対し、リノベーションは大掛かりな工事を伴う改装も含まれます。
築古の物件でも、新築のようなデザインや機能に改善する工事も可能です。
そのため中古の不動産を探している方だけでなく、新築を中心に検討している方にもアプローチできるのがメリットです。
不動産のリノベーションにかかる費用
リノベーションにかかる費用は、どのような工事なのかによって大きく変動します。
総額の目安は、それぞれ以下のとおりです。
●マンション:250万円から1千万円
●戸建て:400万円から2千万円
注意点
工事費がかさむと不動産売却時の販売価格にも影響するため、工事するポイントを決めておきましょう。
たとえば間取りを変更せず既存の設備をいかした工事なら、費用を抑えられます。
このほか費用を抑えるためには、次のようなポイントがあります。
●建具は既製品を使用する
●水回りの配置を変えない
●壁はすべて同じクロスで仕上げ、床は合板フローリングなどを使用する
不動産のリノベーションにかかる期間
リノベーションにかかる期間は、工事の規模によって変動します。
全体を工事する場合、一般的には設計に3か月、施工に3か月の半年前後を見込んでおきましょう。
さらにマンションの場合は、管理組合から工事の承認を得なければなりません。
承認を得るまで1か月以上かかることもあるため、不動産売却では余裕をもったスケジュールを組んでおきましょう。
部分リフォームにかかる日数
部分的なリフォームなら、工事期間を短縮できます。
主要な箇所のリフォームにかかる日数は、それぞれ以下のとおりです。
●キッチンの交換:2日から4日
●キッチンの移動:2週間から1か月
●ユニットバスの交換:3日から4日
●在来工法からユニットバスへの変更:4日から7日
●トイレ本体の交換:1日
●壁・床・天井クロスの張り替え:1日から3日(部屋の広さによる)
まとめ
リノベーションとはどのようなものなのか、かかる費用や工事期間とともにご紹介しました。
不動産売却では、物件の競争力を高められる可能性のあるものです。
そこでリノベーションを検討する際は、予算や時間に余裕を持って計画を進めましょう。
私たち株式会社TOY HOUSEは、志木市の物件を中心に取り扱っております。
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