さまざまな工夫をして購入したマイホームでも、早期に手放すことになることになったらどうしたら良いのでしょう。
今回は新築物件の売却のコツをご紹介いたします。
新築物件を高く売るためにはすぐに売却した方が良い理由
一般的には、築浅物件であっても住めば建物価格が下がるので、売却する際には購入価格より安くなることが通例でした。
しかし近年は、築浅の物件が購入時よりも高額になる事例が多くみられます。
2013年以降地価が上がり続けているため、築浅物件は建物価格の下落以上に地価が上昇していることがあることが理由です。
では築年数が経過すると、どのくらい資産価値が下がるのでしょうか。
国土交通省の調査によると、築5年のマンションは購入時の90%、木造戸建住宅は70%程度まで資産価値が下がると言われています。
やはり築年数が経過するほど、高くは売れなくなっていくのです。
よって、新築物件を売る場合はすぐに売却することをおすすめします。
新築物件をすぐに売却する理由とは?
新築住宅を購入してからすぐに売却する理由のうちで多いものをご紹介します。
売却理由は正直に伝えたほうが良いでしょう。
理由が建物の欠陥ではなければ値引き要求をされにくいですし、事実を意図的に隠して買主が損害を被った場合、賠償請求されることもあります。
生活の変化のため
離婚や転勤など、生活の変化で住宅を売却するケースは多く見られます。
また、身内の不幸や病気などの事情で住宅を手放すケースもあります。
住宅ローンの返済が難しくなったため
住宅を購入後に、住宅ローンの返済が困難になった場合です。
さまざまな事情がありますが、収入が減少した場合や、不慮の病気や事故により、住宅購入時には想定できていなかった出費が発生する場合もあります。
住んでみてからのギャップのため
間取りや広さが合わない場合や、近隣の騒音や異臭などのトラブルなど、住んでみてからわかることは多くあります。
新築物件をすぐに売却する際の注意点について
売却の際の注意点は以下のとおりです。
新築、築浅物件であっても1度でも住むと中古物件になること
買主からみると、中古物件には新築物件と比べるとデメリットがあるのです。
新築物件なら受けられる減税特例が受けられずに固定資産税が高くなること、契約不適合責任の適用期間が短期になるなどです。
住宅ローンを完済する必要がある
物件を売却するためには、担保として物件に設定された抵当権を抹消する必要がありますが、これは住宅ローンを完済する必要があります。
残債のある物件の場合、売却金額で残債を支払えれば良いですが、そうではない場合には売却時に残債を返済するか、住み替えローンの検討が必要です。
瑕疵を伝えないと、契約不適合責任が課せられる
瑕疵とは欠陥のことで、売却した物件に買主へ知らせていなかった瑕疵が見つかった場合、補修費用を負担する必要があります。
売却の際には瑕疵を隠さずに伝える必要があるのです。
まとめ
新築物件はすぐに売った方が良い理由や注意点をご紹介しました。
新築物件を売却したいと思ったら、お早めに不動産会社などにご相談いただくことをお勧めします。
私たち株式会社TOY HOUSEは、志木市の物件を中心に取り扱っております。
お客様のお部屋探しを全力でサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
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