土地や建物などの不動産売却を考えている方は「固定資産税評価額」という言葉を耳にするかもしれません。
ですが、固定資産税評価額についてよく知らない、という方も多いでしょう。
この記事では、固定資産税評価額とは何か、計算方法や調べ方についてご紹介しています。
不動産売却時の固定資産税評価額とは?
土地や建物などの不動産には5つの評価が付けられており、それぞれ評価する目的や役割が異なります。
その中の固定資産税評価額とは、管轄の市区町村が決める固定資産税や都市計画税、登録免許税、不動産取得税の計算時に基準となる評価額のことです。
固定資産税評価額は3年に1度再評価され、不動産売却時の売却価格の相場を知る際にも役立ちます。
固定資産税評価額を70%で割った金額が、おおよその不動産売却価格となります。
固定資産税評価額は、土地と建物で別々に評価されます。
ですので、土地と建物の所有者が異なれば、納税者も異なります。
固定資産税評価額を計算する方法
固定資産税評価額を調べる方法には、市区町村から毎年送付される「固定資産税の納税通知書」があります。
固定資産税の計算式は「固定資産税評価額×1.4%」と定められています。
ですので、固定資産税÷1.4%と計算すれば、固定資産税評価額の確認が可能です。
わざわざ不動産鑑定士に依頼せずとも、手軽に知れるでしょう。
固定資産税の納税通知書以外にも、以下で固定資産税の確認ができます。
●固定資産評価証明書
●固定資産税台帳
●公租公課証明書
これらは書類や台帳は、管轄の市区町村窓口で確認できます。
納税通知書を紛失、処分してしまった場合は上記の方法で確認しましょう。
土地を評価する固定資産税評価額以外の4つの評価額
先述したとおり、不動産の評価額は5つあります。
固定資産税評価額以外の4つの評価額についてもご紹介します。
実勢価格
不動産の売買で実際に取引された価格を実勢価格と言います。
土地の価格は時期や景気によって変動する場合があります。
実勢価格を調べるには、土地情報総合システムかレインズマーケットインフォメーションを利用しましょう。
公示価格
公示価格とは、適正な土地の価格を定めるために国土交通省が公表する評価額です。
土地総合情報システムを利用して確認しましょう。
基準地価
基準地価は、公示価格と同様、土地の価格の基準として都道府県が公表しています。
基準地価も土地情報総合システムから確認が可能です。
相続税路線価
相続税、贈与税などの計算基準となるのが相続税路線価です。
国税庁サイトの路線図や評価倍率表から調べられます。
まとめ
不動産売却時に耳にする固定資産税評価額についてご紹介しました。
納税通知書があれば、簡単に計算ができ、不動産のおおよその売却価格も知れます。
一度ご自身で調べてみることも良いでしょう。
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