不動産を購入する際、それが良質な不動産なのか、はたまた悪質な不動産なのかは一見するだけではわかりません。
そのときの判断の助けになるのが住宅性能評価書です。
本記事では住宅性能評価書についてご紹介いたします。
住宅性能評価書とはなにか
住宅性能評価書とは不動産を法律に基づいて定められた10分野で客観的に評価し、記載したものです。
10分野のうち主なものは耐震性、耐久性、維持管理・更新への配慮、省エネルギー性などが挙げられます。
一戸建ての場合、費用は数十万円ほどかかりますが、住宅性能評価書によって不動産の価値がより保証されます。
住宅性能評価書を取得するメリット
住宅性能評価書を取得するメリットは主に3点あります。
1つ目は、第三者の専門家からのチェックが受けられるということです。
新築の場合、現場検査を行うことによって自分の希望通りの施工がおこなわれているかを正確に診断することができます。
また検査は一度だけでなく、数回に渡っておこなわれるため、完成後には目視での確認が難しいところまでしっかりと確認することが可能です。
2つ目は住宅性能評価をうける事によって住宅ローンの金利引下げ対象になるということです。
フラット35では一定期間金利が引き下げられるフラット35S、フラット35S中古タイプなどがあり、金融機関でも一部金利の引き下げ対象としている場合があります。
3つ目はすまい給付金の申請書類に使用できるということです。
中古の場合は築10年以内に限られますが、建設住宅性能評価が交付されている不動産はすまい給付金の申請書類の一つとして使用することが可能です。
住宅性能評価書を取得するデメリット
住宅性能評価書を取得するデメリットとして必ず挙げられるのが建築コストがさらに増えてしまう点です。
住宅性能評価でよりよい評価を受けるにはさまざまな住宅の性能に目を向ける必要があります。
その結果、住宅性能評価を受けるコストに加えて、当初の想定より建築コストが膨らんでしまったということが散見されるのです。
しかしながら、自身の不動産が高い評価を得るということはそこで過ごす生活の質の向上につながるため、全体的にはデメリットと捉える必要はないのかもしれません。
まとめ
ここまで住宅性能評価書についてご説明させていただきました。
不動産を購入する際には、さまざまなメリットがある不動産性能評価を検討してみてはいかがでしょうか。
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